キャンプ

はじめてのキャンプ!初心者ガイド

目安時間 11分

キャンプは、一人や家族、仲間で自然の中で過ごし、リラックスする活動です。このキャンプでは、趣味を楽しんだり、好きな料理を作ったりすることができ、最近非常に人気があります。
キャンプサイトを選ぶ方法や必要なアイテム、また四季に応じたキャンプの楽しみ方など、この記事を参考にしてみてください。

はじめてのキャンプで準備する道具類と心得のポイント

キャンプをしたいと思っても初心者の場合には、道具類や何をどう始めていいのか、さっぱり分からないのではないでしょうか。
まずは、キャンプで何を楽しみたいかを想像してみましょう。例えば、一人だけでキャンプでゆっくりしたいとか、好きな景色を心ゆくまで見て楽しみたいとか、ただ焚き火を楽しみたいなど、キャンプでの活動を具体的に計画すると、必要な装備やキャンプ地の選定がスムーズになります。
キャンプは観光や例えば趣味のカメラなどの個人的な活動にも最適です。目的に合わせて最小限の装備を持ち、目的達成のための望ましいキャンプ地を選ぶこともできるわけです。

初めてのキャンプは手ぶらで

これからキャンプを始めたいと思っているキャンプ初心者は、何をどうしたらベストなのかも分からないでしょう。テントをはじめとする道具類も、こんな道具があるということくらいは分かったとしても、この道具が使いやすいということまでは分からないんですね。

だったら・・・ということで、思い切って手ぶらでキャンプに行こうという提案をします。道具も、食料も飲み物も何も持って行かないというキャンプをやってみようということです。
以上のような手ぶらキャンプが可能かどうかは、キャンプ場によりますので、ネットで「手ぶらキャンプ」と検索して確かめましょう。
キャンプ場のロケーションが気に入れば、あとはホテルに泊まりに行くような感覚です。テントなどの設営も不要ならば片付けも不要です。

手ぶらキャンプで道具類の種類や使い勝手などを感覚的に知ればオッケーでしょう。その上でキャンプ用品を自分で揃えたくなったら買い揃えていくと良いでしょう。
以下にキャンプに必要なアイテムを紹介していますので参考に。

キャンプの必須アイテムとは

はじめてのキャンプに行こうと思った時にまず頭に浮かぶのは「道具は何を揃えて行くか」ということでしょう。しかし、近年のキャンプブームも相まってキャンプ道具は種類が増えており、特にキャンプビギナーは「何を準備すれば良いか」と迷うかもしれません。そこでキャンプで絶対に揃えておきたい基本的な道具を紹介します。

 

キャンプと言えばまずテント:
キャンプの最も基本的なアイテムです。テントの大きさは、ソロキャンプを考えている人でも、設置が容易で荷物の収納スペースも考慮した2人用サイズが適しています。
また、忘れがちなのがテントの下に敷くグランドシートです。グランドシートはテントの底面の汚れを防いだり、地面からの湿気を防いだり、浸水や底冷えの軽減にも役立ちます。アンダーシートとも。

マットや寝袋(シュラフ):
快適な睡眠にはマットや寝袋の選択が重要です。地面からの冷気や硬さを軽減するためのマットは必需品です。また、荷物が増えるというデメリットがありますが、コットがあるとかなり快適に過ごせます。
保温性に優れたものを選び、キャンプ場の夜の気温よりも高い「快適温度」を目安にします。

テーブルや椅子:
調理や食事に便利な、持ち運び可能な小型のローテーブルを推奨します。小さめのものを数個持つと、多目的に使用できます。また、快適な座り心地を提供するキャンプチェアもキャンプでリラックスするための必須アイテムでしょう。テーブルの高さに合ったモデルを選ぶことでリラックスできます。

キャンプ飯の味方は調理用バーナーやカセットコンロ:
安定した火力で効率よく料理するための調理用バーナーはキャンプの強い味方です。でもキャンプ初心者にはバーナーは持ち運びには手軽ですが少し使い勝手が悪いです。
理由としては火力が弱いことや風が吹くと使いづらいということです。その点、カセットコンロは家庭でも使い慣れているので躊躇することはないでしょう。
また、キャンプ用の風に強いカセットコンロも販売されていて、とても便利になりました。また耐荷重が10~20kgのモデルもあり、バーナーに比べてとても安定していて、キャンプ初心者にやさしいアイテムです。

照明はランタン:
キャンプでのランタンは夜間の照明に欠かせないアイテムです。ランタンには燃料系ランタンとLEDランタンがありますが、ガスやガソリン、灯油を使う燃料系ランタンはテント内では使用できません。
燃料系ランタンは本物の火が入りますから雰囲気はありますが、テント内ではLEDランタンを使いましょう。キャンプでは利便性と安全性でLEDランタンが推奨されます。

マナーとしての焚き火台:
焚き火の直火は禁止というキャンプ場が増えているため、焚き火台は必須です。五徳や網が付いていて料理がしやすいタイプや、折りたたみができるタイプ、重さが1kg以内の軽量タイプなどの焚き火台もありますので、自分のこだわりから選ぶようにしましょう。値段も非常に幅があります。

 

 以上がキャンプのマストアイテムです。
そして、キャンプをさらに快適に充実させるためのチョイ足しアイテムもご紹介します。

 

ペグ:
テント設営には、硬い地面にも対応できる強固なペグと専用のハンマーが必要です。購入したテントについているペグは実際には使い物にならないことが多いです。

メスティン(飯ごう):
メスティンは飯ごうの一種です。一般的な飯ごうといえば、少しいびつな楕円形の深めのものを想像しますが、このメスティンは日本の昔からあるアルミの弁当箱のような形をしています。
いろいろな調理が可能なアルミ製の容器です。例えば、「炊く」「焼く」「茹でる」「蒸す」「煮る」「いぶる(燻製)」というような調理ができます。

ホットサンドメーカー:
ホットサンドメーカーはホットサンドを作るだけではなく、かなり幅の広い使い方ができます。キャンパーの間ではかなり知られているようです。ホットサンドメーカーはいろいろな大きさや形もあるので、いろいろなものを見て選ぶと良いでしょう。

焚き火シート:
焚き火台の下に敷くことで、地面へのダメージを防ぎながら、灰の掃除も容易にします。撤収時の手間を省くためにも役立ちます。

耐熱グローブ:
テント設営やたき火の際に手を保護するためのグローブです。冬場の寒さ対策にもなり、火を扱う際の安全性を高めます。

ランタンスタンド(ハンガー):
ランタンを高い位置に吊るすことで、広範囲を照らすことができ、キャンプサイト全体の視界を明るく保つことができます。

ポータブルゴミ箱:
キャンプ中のゴミを効率良く管理できるだけでなく、荷物の一時的な収納場所としても使用できます。ゴミの分別や後片付けが容易になります。

ハンギングネット:
洗った食器の乾燥にとても便利です。そのまま食器の保管もできますし、干物作りや食材の保管にも役立ちます。

キャンプ初心者が押さえておくべき大切なこととは

アウトドアのアクティビティのナンバーワンはキャンプです。しかし、キャンプを楽しみたいからと「キャンプに行こう!」と無計画で行くことはできません。
キャンプはレジャーですが、それなりの計画や準備があります。計画が立ったら、次に準備を進めていきましょう。計画と準備の上に楽しいキャンプが待っているのです。
キャンプは計画や準備の段階から楽しむものです。より良い計画とそれに基づいた準備をしていきましょう。ここでは最も大切なポイントを紹介します。

キャンプ地の選定:
自分はキャンプで何をして楽しみたいのかを決めて、それに合った場所でキャンプをするのがベストです。
その上で、安全性と快適さを考慮してキャンプ場を選び、事前に詳しい情報を集めることが大切です。利用者のレビューやブログ、ファミリー層の多いキャンプ場、夜間の警備の有無、周较施設の確認が重要です。

荷物のチェック:
すべての荷物は自分で運ぶ必要があるため、重量のシミュレーションと、テントなど装備品の設営テストを事前に行いましょう。使用方法が複雑な装備は避け、シンプルで使いやすいものを選ぶことがポイントです。

所持品の安全管理:
ソロキャンプはすべての責任が自分にあるため、常に周囲の状況に注意し、特に火の扱いには十分な配慮が必要です。また、道具の盗難防止にも気を配り、大切な物からは決して目を離さないようにしましょう。

食材の調達:
過剰な食材の購入を避け、自分一人で消費できる量に調整することが重要です。事前に食材を準備し、カットしておくことで調理時間を短縮することもできます。

日程のコントロール:
あれもこれもと予定を詰め込み過ぎず、余裕を持った日程で楽しみましょう。キャンプ初心者からは、「キャンプに行ったら、バーベキューをやって、花火もやって、大きなキャンプファイヤーもやらなきゃ」というようなことを聞きます。しかし、バーベキューの段取りが上手く行かず時間がかかり、次の予定がつぶれてしまうこともあります。キャンプファイヤーも上手く火を付けることが出来なかったり、そもそもキャンプファイヤーのルールがあったりしますから事前に調べてからキャンプに行きましょう。

 

キャンプは自由で楽しい時間を提供してくれますが、キャンプにはそれなりの計画と準備が必要です。これらのポイントを参考に、安全で快適なキャンプを楽しんでください。

まとめ

ソロキャンプは、誰にも干渉されずに自分だけの時間を楽しむことができるという最大の魅力があります。自分のペースで自然と対話し、日常から離れてリラックスすることができます。競争や評価から解放された環境で、読書や昼寝など、シンプルながらも充実した時間を過ごすことで、新たな活力を得ることができます。自分だけの自由な時間を存分に楽しんでください。

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