キャンプを楽しむための基本的なマナーとルール
キャンプ時に注意すべきエチケットは主に2種類です。全てのどこのキャンプ場でも共通の基本的なエチケット(マナー)と、それぞれのキャンプ場の規則(ルール)です。
各キャンプ場の規則は、キャンプ場の入口や施設内の掲示板などに案内されています。また、キャンプ場のホームページでも掲載されていますので、予約時などに確認しておきましょう。
目次
キャンプ場での大切なマナーとルール
キャンプは楽しいアクティビティですが、他のキャンパーも同じく楽しんでいるため、互いに配慮し合いながら、一定の礼儀を守ることが重要です。
キャンプでの基本的なマナーとルール
・自然環境を損なうことは厳禁
・ゴミは適切に処理する
・焚き火は正しく行い正しく処理する
・共用の炊事場等は清潔に利用する
・夜間や早朝は静かにする
・キャンプ場での挨拶は大切
・他の人の区画サイト内に入らない
これらは全て重要なキャンプ場でのマナーやルールですが、中でも特に留意すべき点を紹介します。
自然環境を損なうことは厳禁
キャンプは自然の中で行われるため、環境を破壊する行為は厳禁です。自然を損なわず、次にも使える美しい環境を保持するために正しい行動を心掛けましょう。
ゴミは適切に処理する
キャンプ後のゴミは、キャンプ場の指示に従い、適切に処理することがマナーです。特に、不法投棄は避けるべきであり、キャンプ用具が壊れた場合も適切に処理することが求められます。
焚き火は正しく行い正しく処理する
焚火を楽しむ際は、使用後の火の消し方や炭の処理方法を事前に確認し、安全に行うことが重要です。不適切な処理は火事のリスクを高めるため、注意が必要です。
共用の炊事場等は清潔に利用する
キャンプ場の共用施設、特に炊事場は清潔に保つことが必須です。共用施設を使用後は、後の人のためにも、場所を綺麗に片付けることで全員が快適に過ごせます。
夜間や早朝は静かにする
夜間や早朝は特に、大きな声や音楽で周囲に迷惑をかけないよう注意しましょう。多くの人が静寂を求めてキャンプをしているため、夜遅くに騒ぐことは避け、必要に応じてキャンプ場の音楽に関する規則などを事前に確認しておくことが大切です。
キャンプ場での挨拶は大切
キャンプ場で他のキャンパーに挨拶をすることは礼儀正しい行為です。キャンプシーズンでは多くの人が集まるため、テントサイトが互いに近接していることがあります。新しくテントを設営する際は、近隣のキャンパーに軽く声をかけることで、より良いコミュニケーションをとることができます。
他の人の区画サイト内に入らない
区画サイトの場合にははっきりとした境界線があり、しっかりと区切られています。なので、隣の区画サイトに入ったり横切ったりしてはいけません。また、荷物やテントのガイロープやペグなどが隣のサイトにはみ出したりしないように気を付けましょう。
まとめ
キャンプ場は多くの人が集まる場所であるため、マナーを守ることが共に快適に過ごすためには不可欠です。日常と同様に、他人に対する思いやりと配慮を持って、楽しいキャンプを実現しましょう。
また、キャンプ場周辺の環境を荒らしてしまったり、住民の方に迷惑をかけたりしないためにキャンプ場独自のルールなどもありますので必ず厳守しましょう。守られないとキャンプ場が閉鎖に追い込まれるという事態も起こってしまいます。
人としての最低限のマナーとルールだけは守ってキャンプを楽しみましょう。