バーベキュー

バーベキューを楽しむ♪

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バーベキュー

バーベキューを楽しむ人たちがますます増えて来ています。バーベキューが出来る施設も増えているようですし、青空の下で開放的に楽しむバーベキューは別格ですね。
バーベキューを楽しむのに必要なものがいくつかあります。まずはバーベキューをする場所。そして、道具と食材。そして一番大事なバーベキューを一緒に楽しむ人たち。この3つが揃ってはじめてバーベキューが楽しめるんですね。
近頃ではキャンプと同じように、場所の提供だけではなく、道具のレンタルや食材まで用意してくれる施設があります。いわゆる「手ぶらでバーベキュー」が出来るという訳です。便利になりました。
ただし、一方でバーベキューに関するトラブルも増加しているようで残念なことですね。マナーだけは守ってバーベキューを楽しみたいものですね。
このページでは、バーベキューに関するあれこれをまとめてみました。

バーベキューを楽しむ5つの基本!

バーベキューを気持ちよく楽しむには、やはり守るべき基本というものがあります。
行き当たりばったりでバーベキューをやると、忘れ物があったり、手際が悪くてなかなか食べることが出来なかったり、なによりバーベキューをやる場所の選び方や下調べをしなかったためにトラブルなどが起きてしまったりします。ここでは、バーベキューをやるにあたって、最低限の5つの基本をまとめてみました。

バーベキューの場所選びに最善の配慮を

バーベキューを楽しむための基本の一つ目は、バーベキューをやる場所についてです。
バーベキューをやる手軽な場所と言えば、家ですね。庭やちょっとした空いたスペースがあればバーベキューをやることが出来ます。例えば、いつもは駐車場にしている車1台分のスペースでもバーベキューをやることは可能です。でも、近隣の家に迷惑をかけることも多々あります。それは、バーベキュー時の煙や臭いだったり、騒音(声やBGMなど)などがあります。気を付けなければなりません。
ならばと、河川敷とか海辺などなら大丈夫だろうとバーベキューをやりに行ったら、「バーベキュー禁止」の立て札が立ててあったということも多いです。公園や駐車場などもバーベキュー禁止の場所が多いので気を付けましょう。
結局、安心してバーベキューが出来る場所は、バーベキュー専門の施設やキャンプ施設です。日本では、そういった施設がまだまだ少ないのですが、だんだん増えつつあります。ぜひ利用して、安心してバーベキューを楽しみましょう。

バーベキューの道具の準備

いざバーベキューをやろうとすると、その準備する道具の多さにびっくりするでしょう。バーベキューは荷物がとても多いんです。なので、出来るだけ荷物は少なくしたい訳です。そのためには、バーベキューに必要最低限のモノだけ用意するようにしなければなりません。
ここではバーベキューを楽しむのにどうしても必要なモノだけをピックアップしました。

火周りの道具

バーベキューグリル

バーベキューに欠かせないのがグリルです。ステンレス製のものは錆びにくく、おすすめです。参加者の人数に合わせて適切なサイズを選ぶことが重要です。適切なサイズを選ぶと、持ち運びも楽になります。

鉄板・網

次に大切なのがグリルネットと鉄板です。ステンレス製の網や熱伝導の良い鉄製のものが好まれます。料理のしやすさと耐久性を考慮して選びましょう。鉄板は厚みがあるものほど蓄熱性が高く、料理が美味しく仕上がりますが、重くなる点も考慮が必要です。

炭はバーベキューには不可欠で、大きさや重さに注意して選びます。白炭は長時間の燃焼が可能で、黒炭は手頃で使いやすいです。

着火剤

炭に火を点けるのは少し慣れが必要です。そこで着火剤を使うと便利です。固形タイプの着火剤は使いやすく、ジェルタイプは火力が強いですが、量の調整が難しいです。

ライター・マッチ

ライターもマッチも用途は同じですが、両方を用意しておくと使い分けが出来て便利です。

炭ばさみ

火ばさみにはV字タイプとハサミタイプがあります。V字タイプは使用が簡単でお手頃な価格が魅力ですが、ハサミタイプは大きな薪も楽に持ち上げられる利点があります。どちらのタイプもステンレス製が錆びにくいです。

うちわ

火を扇ぐためのうちわが役立ちます。適切な風量で空気を送ることが出来るので火力調整に役立ちます。

軍手

火ばさみを使う際には、やけど防止に軍手が必要です。滑り止めがついているものは、熱で溶ける可能性があるので注意が必要です。

火消し壺

使用した炭を安全に処理するための火消し壺は、密閉して酸素を遮断することで火を消します。余った炭を再利用できるのでとても重宝します。

調理用道具・食器

クーラーボックス(保冷剤)

食材を新鮮に保つためにクーラーボックスは必須です。保冷効果が高いハードタイプがお勧めです。保冷剤も食材用と飲み物用で異なるタイプを選びましょう。

トング

料理や食材を取り扱う際に使うトングは、異なる用途ごとに複数持っていくと便利です。生の肉や魚用、料理用、提供用と分けることで衛生的に扱うことができます。

包丁・まな板・ハサミ

場所を取らない折りたたみタイプやケース付きの包丁が便利です。まな板は薄いタイプのもので十分です。万能なキッチンバサミを用意すると調理がずっと楽になります。

菜箸

割りばしでも代用できますが、料理の取り分けや焼きそばなどの調理の時に役立ちます。

取り皿・コップ・割りばし

割り箸や紙皿、紙コップは十分な量を持参することで、後片付けの手間も省けます。軽くて風で飛ばされやすいので注意が必要です。

キッチンペーパー

キッチンペーパーは調理面の汚れを拭き取ったり、手や顔の汚れを拭くのに便利です。

ラップ・アルミホイール

食材や器をカバーするためのラップ、調理や掃除の補助としてアルミホイルも持っていくと、多目的に使えて便利です。

ゴミ袋

食べ残しや使用済みの使い捨て容器など、様々なゴミを処理するために多めのゴミ袋を用意します。

その他の道具

椅子・テーブル

バーベキューでは、テーブルと椅子も必要です。どちらも折りたたみ式の軽量なものを選ぶと持ち運びや設置が簡単です。

バケツ

バケツもいくつか用意しておくと、色々なものを入れて運んだり、汚れ物を入れて洗ったりするのにとても重宝します。

ポリタンク

蛇口付きのポリタンクがあると手洗いや食器洗いなどにとても便利です。

テントやタープ

日差し除けにテントやタープを用意しておくと快適です。ちょっとの時間でも日陰に入ることで疲れも癒えますから出来れば用意するといいでしょう。

レジャーシート

座る場所や荷物置きとして使うレジャーシートは、快適さを求めて厚みのあるものを選びます。

救急セット・常備薬

救急セットや常備薬は、アウトドアでのトラブルを未然に防ぎ、安全に過ごすために必要です。

虫除けスプレー

バーベキューに付きものなのが虫です。せっかく楽しいバーベキューを蚊に邪魔されたくないですから必ず用意しましょう。蚊取り線香でも代用が出来ます。

バーベキューの食材の準備

バーベキューは食べることがメインですから食材の多彩さと量には気を付けたいですね。
肉はバーベキューの主役ですが案外と余るのが肉です。逆に思ったよりも減るのが魚介類です。野菜は少なめでも大丈夫です。野菜が足りないとあまり文句は出ないので。

肉類

肉はバーベキューの主役ですから必ず用意したいですね。炭火で焼く肉は絶品なのでぜひ楽しみたいですね。
贅沢ですが、牛肉、豚肉、鶏肉などのいろいろな部位を揃えたいですね。

魚介類

シーフードは肉に比べてさっぱりと食べられますので、少し多めに用意すると喜ばれます。
エビ、ホタテ、アサリ、サザエ、イカ、ハマグリなどが美味しいですが、特に夏場のバーベキューでは食中毒に注意しましょう。

野菜類

肉類の合間に口直しではありませんが、野菜が入るとイイ感じになります。
キャベツ、ピーマン、玉ねぎ、かぼちゃ、キノコ類などを用意しましょう。トウモロコシやサツマイモもあると面白いでしょう。

下準備をして時短しよう!

慣れや手際の問題もありますが、バーベキューは何の準備もなく始めてしまうと、料理を食べるまでに非常に時間がかかってしまうことがあります。
例えば、火起こしも慣れない内はかなり時間がかかってしまいます。炭ならすぐに火がつくだろうと思っていても、炭がバーベキューが出来るほどになるまでには時間がかかりますし、火起こしのテクニックも必要です。火起こしを手際よくやらないと、バーベキューを始めるまでの時間が遅くなるわけです。お腹が空いた時に食べることが出来なくなる可能性が高くなるんですね。バーベキューをやっている時に、一番イライラすることです。火起こしには慣れもあって手間がかかってしまったとしても、すぐに食材を焼くことが出来たなら、しばらくすれば食べることが出来るんですね。でも、食材の下ごしらえが出来ていない場合は、その食材をすぐに焼くことが出来るように下ごしらえをしておきましょう。
事前に食材を準備しておけば、バーベキューの際に時間を節約できてスムーズに進行します。特に鶏肉は事前に電子レンジで加熱しておくと、火の通りを気にせずに済むため安心です。肉類のマリネには、タレと一緒にポリ袋やフリーザーバッグを使用すると便利です。また、野菜については、家で皮を剥き適切な大きさに切っておくと、現場での作業がずっと楽になります。ピーマンをはじめとする一部の野菜は家で準備しておくと良いですが、ナスなどの変色しやすい野菜は現場で切る方が適切です。串焼きを楽しむ場合も、事前に食材を串に刺しておくことで大幅な時短が見込めます。これにより、野菜の皮などのゴミも減り、整理が簡単になります。全体的に、この準備はバーベキューをさらに楽しむためのおすすめの方法です。

バーベキューの後片付けの極意

バーベキューが終わったら片付けはしっかりしましょう。片付けの極意としては、片付けを意識しながらバーベキューを楽しむことです。
バーベキューの後片付けは主に3つです。

使った鉄板や網の汚れを落とす。炭の始末をする。ゴミをまとめる。』です。
バーベキューは準備も大変ですが、片付けも大変なので手際よく済ませたいですね。

鉄板と網の片付け

鉄板と焼き網はバーベキューのメインで活躍しますから、バーベキューの終わった後に付いた汚れはとても頑固です。なので、鉄板はしっかり熱してから食材を焼きます。十分に熱する前に食材を焼くと焦げ付いてしまいます。
網は使う前にお酢や食用油を塗っておきます。そうすることで肉などがくっつきません。マメに塗り直すと更に効果的です。
それでもバーベキューの終わりには鉄板や網に焦げ付いてしまうことが多々あります。
その焦げ付きを取るには・・・
一つ目に、バーベキューの終わり掛けに鉄板も網もよく熱して焦げ付きを焼き切るという方法があり、かなり効果的です。
二つ目に、つけ置き洗いをする。洗剤や重曹を溶かしたお湯につけ置きしてから洗うと焦げ付きが落ちます。
汚れを落としたら、鉄板も網もよく乾燥させ、薄く食用油を塗り新聞紙などで包んで保管します。

炭の片付け

使った炭はしっかりと片付けしましょう。炭をそのまま捨てていくマナー知らずもいると聞きますが、絶対にやめましょう。
【炭の片付け手順】
1.炭を火消し壺に入れる
炭を火消し壺に入れると酸素の供給がなくなり消火できます。「窒息消火」と言います。火消し壺を利用すると、消火した炭を再利用できるという大きなメリットがあります。
2.炭が燃え尽きるまで置く
炭が燃え尽きるまでには時間がかかるので、バーベキューの途中から炭の継ぎ足しをやめる必要があります。
3.炭を水に浸ける
炭を水を入れたバケツに一つずつ入れて消火する。炭は水に浸けてもすぐには消火しないのでしばらく時間をおくこと。
※NG行為
グリルに残った炭に水をかけたり、水が入ったバケツに炭を一気に入れることは絶対にやめましょう。高温の水蒸気が上がり、その水蒸気で火傷をすることがあります。

ゴミの片付け

ゴミ袋は分別できるようにいくつか用意しておきます。
ゴミ袋は、「燃えるゴミ用」と「燃えないゴミ用」、飲み物の「缶用」と「ペットボトル用」の4つ用意しておきましょう。その場で分別になりますから、帰ってからそのままゴミの日に出せます。

まとめ

バーベキューを楽しむためには、多くの道具類が必要です。これらの道具は必ずしも安くはないので、どの道具を選ぶかで迷っている人も少なくないかもしれません。この記事を利用して、ご自身に最適な、使い勝手の良いバーベキュー用具を選んでください。
もし気楽にバーベキューを体験してみたいと考えているなら、レンタルスペースの利用がおススメです。事前に用意された道具が揃っているレンタルスペースでは、手軽にバーベキューを始めることができます。何度かバーベキューを楽しんで経験を積んだ後で、自分に合った道具を選ぶのがベストでしょう。

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