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釣りの出来る場所別の釣りとは?海、川、池、釣り堀の釣り

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魚釣りは国民のレジャーとしても趣味としても楽しまれているアウトドアアクティビティです。自然を感じながら楽しめる釣りは多くの人たちに愛されています。ここでは釣りをする場所とその特徴などを簡単に解説します。

釣り場所による釣りの種類とは

釣りの場所を含めてよく言われているのが、「川釣り」と「海釣り」です。
その川釣りと海釣りでもその場所によって細分化されいくつかに分かれています。
更に、川や海だけではなく私たちに身近な存在の池や釣り堀なども釣り場としての役目を果たしています。
ここではその場所別の特徴等を紹介します。

池での釣りの種類

溜め池や公園の池などでの釣りはとても身近な場所での釣りなので手軽に出来ることが大きなメリットです。
また、料金を支払って釣りが出来る釣り堀、更に釣り堀の中でもルアーやフライが使える管理釣り場などもあります。
ここではそれらの特徴や釣れる魚などを紹介します。

農業用の貯水池(溜め池)や公園の池での釣り

貯水池や公園の池での釣りは、後に釣りを続けて趣味とするかは別にして、多くの人たちが釣りのとっかかりにしているものです。貯水池や公園の池が身近にあるということが要因だと考えられます。手軽に釣りができて、道具も簡単なものでも始められることがメリットです。フナやタナゴ、コイなどが釣れます。

釣り堀

釣り堀は貯水池や公園の池と違って、料金を払って釣りを楽しむ場所になります。釣り堀にはレジャーとして単に釣りを手軽に楽しむ施設や、釣った魚を料理してもらって食事が出来るという施設もあります。釣り堀には竿やエサなどが供えられているところが多く、手ぶらで行って釣りが手頃に楽しめるというメリットがあります。釣り堀によって釣れる魚は様々です。池や川、海の魚釣りをそれそれの釣り堀で楽しめます。

管理釣り場

管理釣り場は釣り堀と同じ形態ですが、スポーツフィッシングの趣が強い釣り場になります。
具体的には、普通の釣り堀は餌釣りがメインですが、管理釣り場はルアーやフライでの釣りが楽しめる釣り堀となります。
ルアーやフライでの釣りが手軽に出来るということで根強いファンも多いことがメリットとなっています。
施設によって釣れる魚は異なりますが、ブラックバスやニジマス、アマゴ、ヤマメ、イワナ、トラウトなどが狙えます。幻の魚と言われるイトウを放流している施設もあります。

川での釣りの種類

川釣りの魅力は何といっても自然の中で釣りが楽しめるところです。下流から上流へ行くに従って自然もより深くなり、釣りの形態も違ってきますので、ある程度の知識が必要になってきます。
川での釣りで狙える魚は上流と下流によって場所によって違ってきます。もちろん道具や装備も異なります。ここが川釣りの面白さでファンもとても多いです。
それぞれの場所の釣りの特徴や釣れる魚の種類などを紹介します。

渓流釣り

渓流は川の上流に当たる流域を示し、釣りでは本流・中流・源流と更に流域を区別しています。本流から源流に移動するにつれ、川の表情も厳しくなり釣り道具や釣り方も変化します。
自然と向き合いながら釣りが楽しめるのが渓流釣りのメリットですが、それなりの装備もしていきましょう。釣りではイワナ・ヤマメ・アマゴなどが狙え、餌釣りやルアー、フライを使った釣りも楽しめます。

中流域の釣り

川釣りで初心者におススメなのがこの中流域での釣りです。また、川釣りをやった経験のある人はこの中流域での釣りではないでしょうか。
住宅街からのアクセスが便利なことや、川遊びやキャンプ、バーベキューなどのレジャーのついでに釣りも楽しめるという気軽さがこの中流域での釣りのメリットでしょう。
コイやナマズ、フナ、ウグイ、オイカワなどお馴染みの魚が釣れます。

河口釣り

河口は川の最下流域で川と海の合流する場所になり、海水と淡水が混じり合う水域で有機物などの栄養が多く、そのために魚のエサになるカニや貝、エビなどの生物が多いので様々な魚が集まります。
河口に集まる魚にはスズキやヒラメ、カレイ、クロダイなどの大物も多く釣れることがメリットです。それなりの釣り道具を揃えて釣りをするようにしましょう。

海での釣りの種類

釣りと言えば海釣りを思い浮かべる方も多いでしょう。海釣りはかなりメジャーな存在となっています。しかし、海釣りにも多くの種類があります。
海釣りも幅が広いので、海釣りの中から初心者でも始めやすい海釣りから順に紹介します。

堤防釣り

家族や初心者が手軽に始められる海釣りが堤防釣りです。堤防や岸壁などからの釣りとなるので足場が良く安心で安全な釣りが出来ることが最大のメリットです。
堤防釣りでの道具も凝ったモノを使う必要もなく、釣り道具屋さんで堤防釣りの竿セットが安価で販売されていたりします。それでも十分楽しめるのが堤防釣りです。
釣れる魚はアジやイワシ、サバ、サヨリなどの回遊魚がメインです。小型の魚なら面白いように釣れます。家族連れのレジャーにうってつけです。
少しハードルは高くなりますが、少し凝った仕掛けを用意すればクロダイやカサゴ、カワハギ、カレイなども狙えます。

投げ釣り(砂浜釣り)

砂浜での釣りは投げ釣りになります。砂浜から投げ竿で仕掛けを遠くに飛ばして釣りをします。
砂浜には障害物も少なく安全に釣りが出来ますから、堤防釣りと同様に家族や初心者が安全に楽しめる釣りになります。
投げ釣りでは、岸から少し沖合いにいる魚を狙います。キスやイシモチ、カレイなどが釣れます。

磯釣り

磯とは石や岩の多い海岸のことで、そこで行う釣りを磯釣りと呼びます。かなり危険が伴う釣りですので上級者向きの釣りとなります。
磯釣りをするにはそれなりの装備も必要になりますので、初心者は磯釣りに精通した磯釣り上級者に同行してもらいましょう。
ダイナミックな印象のある磯釣りですが、それ故に危険も多く、どんなに慣れてきても単独での釣りはやめましょう。
狙う魚もクロダイやイシダイ、メジナ、イサキなど強烈な引きが楽しめる魚です。

沖釣り(船釣り)

沖釣りは船で海の沖に出てする釣りのことです。多くは釣り船を利用して行います。
釣り船を利用する場合は狙いたい魚の釣り船を予約する形になります。釣り船では、五目釣りやマダイ、イサキ、アジ、イカなどを狙った船があります。釣果はかなり期待できるのがメリットです。
マダイなどは超大物に巡り合えることもあります。ただし、船で沖合いに出るので船酔いが心配されます。

まとめ

釣りは、池や釣り堀、川、海で行うことが出来ますが、それらの中でも分類がされて釣りの方法が分かれます。自分に合った場所で自分に合った釣り方法で魚釣りを楽しむのがベストです。魚釣りはレジャーを超えて深く入り込む趣味にもなります。興味ある釣り方法を試してみるのがいいでしょう。まずは安全な場所で安全な釣りを楽しんでください。

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